院長 眞弓久則のご挨拶
この度、縁あって、さいたま市岩槻駅西口地区で「眞弓循環器科クリニック」を開業させていただくことになりました。思えば7年前(2005年)の4月、インターネットを通じてお知り合いになった双樹記念病院(2010年閉院)の宗像克治理事長のもとで働かせていただいたのが、私が九州より岩槻に来たきっかけでありました。 九州大学医学部を昭和54年に卒業後、母校の心臓外科に入局し、米国南フロリダ大学留学、九大心臓外科講師としてメスを取った後、事故で足を痛めてからは循環器内科医、一般内科医、外科医、漢方医として主に虚血性心臓病(狭心症、心筋梗塞)、脳血管性障害(脳梗塞、脳出血)、高血圧症、糖尿病、高脂血症、呼吸器疾患、心身症など高齢者の生活習慣病を中心に診療を行って参りました。そもそも心臓外科医とは未熟児の先天性心疾患から高齢者の重症心不全や不整脈までを手がけ、人工心肺の合併症である脳梗塞や肺炎、血液透析を要する腎不全などの疾患を人工呼吸器を使って集中管理する、何でも屋の医師であります。また、漢方に関してはまだ漢方が全く注目されていなかった昭和57年頃から研鑽を積んで参りました。 埼玉県の人口10万人当たりの医師数は130人台と全国一少ない(全国平均206.3)のが現状でありますが、日本中の他のクリニックと比べても遜色のない一流の医療とサービスを提供すべくスタッフ一同頑張る所存でございます。通常診療では親切で優しい、病態をわかり易く説明できるクリニックを目指し、余分な検査と投薬は徹底的に排しますが、各学会が定める規定の疾患治療目標をキッチリ達成します。入院の必要な患者様には周辺の病院との連携をはかります。さらに心臓カテーテル検査や経皮的冠動脈形成術、ペースメーカー植込み手術、開心術などの必要な患者様には更なる高度医療の可能な病院をご紹介いたします。 開院時に立てた日本一世界一のクリニックを目指して、"Not easy but not impossible"(易しくはないが決して不可能ではない)を目標設定かつ座右の銘として頑張ります。
熊本県産の院長使用中