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肥大型心筋症
 肥大型心筋症は心室壁の肥大を特徴とする心筋疾患です。閉塞型、非閉塞型、心尖部型などいくつかのタイプに分かれ予後も様々ですが、遺伝する傾向があり突然死もありますので注意が必要です。無症状で検診で心電図異常や心雑音で発見されることが多いのですが、動悸、息切れ、胸部圧迫感、胸痛、疲れやすいなどの症状が見られることもあります。10年生存率で約80%程度ですが、タイプや重症度に応じて薬物療法(カルシウム拮抗剤、βブロッカーなど)、ペースメーカー療法、開心術(心筋切除法、僧帽弁置換術など)などを行います。診断には心エコーが最適です。一度ご相談下さい。

2016.4.17.更新 眞弓久則



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肥大型心筋症

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