骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
最近検診での身長が低下していた、背中が曲がってきてピッタリ壁につかない、仰向けに寝ると背中が痛い、実際に骨折してしまった、などと言うことはありませんか?日本人女性の場合、50歳代後半で約20%、70歳代後半で約50%が骨粗鬆症患者と推計されています。女性の場合は閉経後に急速に骨粗鬆症が進行悪化するようです(女性だけではなく男性も骨粗鬆症になることがあります)。50代になったらさいたま市検診などをフルに活用して骨密度の測定をしましょう。20−30歳女性の平均との比(YAM比)<70%か骨折歴、背骨の湾曲などがあれば「骨粗鬆症」と診断され、ビスホスフホネート製剤、活性型ビタミンD3製剤、ビタミンK2製剤などの投薬が必要です。
整形外科ほどの細かいケアは出来ませんが、わざわざ整形外科に通院するのが面倒だとおっしゃる方を中心に当院でもビスホスフホネート製剤や活性型ビタミンD3製剤の投薬を行っております。
2016.4.24.更新 眞弓久則
▲当院での骨密度検査はさいたま市検診と同じMD法です
▲食生活の改善=カルシウムとビタミンDの豊富な食事が大切です。
▲ウォーキングや日常生活で出来る運動から始めましょう。
▲転ばぬ先の杖=骨折しない様な生活環境を整えましょう。