川越市伊佐沼の桜:2015.4.4.満開
2015.4.4.夕方に院長撮影。川越市伊佐沼の桜。
しきしまのやまと心を人とはば、朝日ににほふ山ざくらばな
(敷島の大和心を人問はば、朝日に匂ふ山桜花:本居宣長)
川越市伊佐沼の桜:2015.4.4.夕方には満開でした
2015.4.4に院長撮影です。川越市伊佐沼の桜。この日は天気は曇りでしたが前日の強風と雨でだいぶん花びらも散っていました。
伊佐沼の桜は土曜日の診療後に川越に食事に行き、帰りにたまたま通りがかって止まってみました。
ここの桜は「触れ合えるサクラ」とでもいいましょうか、とにかく枝が水面や公園歩道側に低く垂れ下がっていますので花びらを間近に見ることができます。
子供達は低く横に這った大きな枝に登って遊んでいました。
武士道(奈良本辰也訳)のなかで新渡戸稲造は本居宣長の歌を取り上げています。
しきしまのやまと心を人とはば、朝日ににほふ山ざくらばな(敷島の大和心を人問はば、朝日に匂ふ山桜花:本居宣長)
清楚ながら一気にパッと咲いては静かに散ってゆく桜を日本人は神代の昔から愛してきたのでしょう。
新渡戸いわく西洋人の好む華やかでにおい立ち棘を隠し持つバラとは一線を画していますよね。
この日はコンビニで買ったウィスキーのポケットボトルでチビチビやりながらお花見、いやー日本人冥利に尽きる1日でした。
川越市伊佐沼の桜:2015.4.4.夕方に院長撮影